<ヨーロッパ鮒……カラゥシェ>

ヨーロッパ出張中。

釣りムードから離れられず、ついつい泊まったホテルがフ

ランクフルト(FRANKFURT)から汽車で1時間位のフル

ダ(FULDA)と言う町の魚のホテル……ロマンテック・ホ

テル・ゴルデナー・カッフェン(ROMANTIC-HOTEL

-GOLDENER-KARPFEN)です。

仕事を早々に片づけて、釣り具屋とスポーツショップへ

スポーツショップの入口脇に大きな、それは大きな水槽

があり、その中になんと

へら鮒らしき魚が・・・・・・。

 

好奇心旺盛な私は早速、近くを通りかかった、青年に聞きました『何という魚?』

答えは『カラゥシェ』(KARAUSCHE)でした。

背びれだけがなんとなくちょっと日本のへら鮒より立ってる感じ、丁度玉網に入った

へらの状態で背びれが立つことありますよね。

それそれ、その時の様、そっくりです。

その他はちょっと“険しいかな”と思う程度の顔の鮒でした、もう旅行中気になって、

気になって・・・・・・・・。

 

旅行の終盤近くの日曜日、ウイン(WIEN)からアイゼンスタッド(EISENSTAD)と車で移動、

40KM南下したところにホリチョン(HORITSCHON)と言う部落(ハンガリー国境に近い

オーストリー)があります、そこで鯉釣り(管理釣り場)をしたんです。

ひょっとしたら『カラゥシェ』(KARAUSCHE)が来るかも・・・、大きな針に黒パンを角切り

にして付けてリール竿で遠投です、餌が水面に入った途端、周辺で大きな波が立ちます、

10尾位の数でしょうか、それは凄まじい光景です、でも意外や意外、直ぐ喰いつくと

思ったらなかなかどうして、餌だけは無くなりますが釣れません。

待つことにはへら鮒釣りで慣れています、なんどが餌を付け替えて、誘って見ましたら、

突然"ぐっーぐっー"と固い穂先が曲がりました。

強引な引きの後、水面に顔を出したのは大きなドイツ鯉そのものです。

2時間位で5本のドイツ鯉、2本はバラシの釣果を得ました。

釣るあと、釣るあと、再放流するもんでハンガリー人のギヤラリーが4〜5人不思議そう

に見て何やら判らない言葉で話をしています。

夕方、その釣り場の小屋で食事(レストランではないが、特別にハンガリーと日本の

釣り師が来ると言うので食事を準備)、それは美味しいオーストリーワイン、ハンガリー

ワインと、大きなソーセージのデナーを堪能した一日でした。

そこで早速釣り師に又聞きました『“カラゥシェ”(KARAUSCHE)ってどんな魚?』

答えは『鱒や他の魚の餌になる成長すると30〜40cmになる魚だよ!ここにも沢山いるよ』

だって!!

えっ!!やっぱりへら鮒では?????

ADRESSとTEL

SPORTFISCHERVEREIN HORITSCHON

CONTACTPERSON(INCHARGE)

MR.PAUL DUSCHANEK

7312 HORITSCHON

AM ANGER 2

TEL 02610 2733

ウインのインターコンチネンタルホテルに宿泊、ホテルの前が緑の公園で、

朝9時頃散歩、若いオーストリー娘が芝生の上でジーパン姿、綺麗な腰の肌をあら

わに出して寝そべっています。

公園の中に池があり、黒と赤の鯉が悠々と泳いで鴨と戯れています。

『カラゥシェ』(KARAUSCHE)はヨーロッパのへら鮒ではないのかなー・・・・・・・・・と一人

水面を見ていると真っ黒い鯉ではない集団がいるではないですか、眠気まなこを

見開いてその黒い集団を観察すると、そうです間違いなく『カラゥシェ』

(KARAUSCHE)の軍団が池の底をあさっています。

帰国後、生物学者に聞いたら『カラゥシェ』(KARAUSCHE)は雑食性のヨーロッパ

鮒でへら鮒ではなかった、でも旅行中ずっと、夢を与えてくれた私にとっては大変

可愛いヨーロッパ゚のへら鮒です。

………………………………………………………………津軽の杉

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